2009年2月20日金曜日

Emmaとのオタワ旅行

先週末、5時間ほどのドライブでカナダの首都オタワへ行って来ました!


国会議事堂が気に入ったのでまた会えるなんて嬉しかったです。


Emma、Emmaのお母さん、Emmaのお母さんの彼氏Steveと行ってきました☆

なんと、お兄ちゃんがオタワに住んでいて国会議事堂で働いているのでプライベートツアーをしてくれました。外装も内装にも色々な意味が隠されていて面白い。やっぱりカナダはイギリスとフランスだなぁ。歴史だなぁと感じました。


イギリスとフランスの王がカナダの奪い合いでいがみ合っている彫刻から1867年にカナダが独立したとき以降の彫刻だったり色々な歴史が壁に刻まれていました。


一度火事で壊れてしまったけれど、図書館だけ残ったそうです。なので図書館と新しい部分を比較するのも興味深かったです。雰囲気が全く違うのです。お兄ちゃん曰く、最初に国会議事堂が立てられたときはイギリスからの独立直後だったのでその喜びで幸せ感があふれている。一方で火事の後に再構築されたときは第一次世界大戦中だったので独立の喜びのようなものは全くなかったから重厚な感じです。



超トリビアですが、国会議事堂の平和塔の一番上に掲げられているカナダの国旗は一日に二度交換されるらしいです。そして一般の人がそれをもらえるらしく、なんと、20年待ちだそうです!!!!確かにカナダの国旗素敵ですよね~。




Emmaの家族はとっても素敵でした!お母さんは、なんというか、ありのままを受け入れてくれるようなとっても心の大きい方だなぁって感じた。さすがEmmaのお母さんだけあってすっごい面白いし。Emmaは四人兄弟だけどみんなしっかり自分の道をもっているのを話を聞いていて感じていたけれど、お母さんが子供を信頼して個性を尊重しながら育てたんだろうなぁって思いました。お姉ちゃんはキリスト教の慈善活動とかに従事しているようで、今度アフリカに行くそうです。弟は軍隊に入りたいって言っているそうです。

お母さんは小学校で授業についていけない子たちをサポートしたり、他にも夜のアウトドアキャンプを子供達に体験させる仕事や、ライフセーバーをしたりとっても活動的。冬は仕事が3つあるから無理だけれど、夏には大学で教育関係の勉強もいまだにしているそうです。いくつになっても勉強できる環境が日本より確立されているのを感じます。

お兄ちゃんは、もしかしたらJETプログラムで日本に来るかもしれません!JETプログラムというのは中学校や高校へのALTなどを派遣しているプログラム。日本政府がやっているのですが、ALTのお給料を大学のある授業で知ってびっくり!!平均的な日本の大卒者の初任給よりよっぽど良いです。でも、私はJETのお陰で中学のALTだったDavidと出会ってこうして今があるので感謝しています。お兄ちゃんKyleは話をしていてとっても賢いのを感じたのできっと面接パスして日本に来てくれるでしょう。


お母さんのLeaと彼氏のSteveには本当に驚くくらい良くしてもらいました。日本の感覚では変かもしれませんが、こちらでは再婚とかシングルマザーとか多いです。形にあまりこだわらないのでしょうか?オレゴンのケビンのところに泊まったときも、ケビンのルームメイトはモニカで、モニカの彼氏はケビンとも友達。男女の仲が近いからか?



Emmaは本当に元気で明るくって、すっごいおてんばなので一緒にいていつも楽しいです。夏にはカナダの西のほうのアルバータ州の森の中でタワーにこもって火事がないか監視する仕事をしようかな~なんて言ってました。去年は海のほうでロッジで働いていてキャンプのような生活をずっとしていました。とっても野生的?というのでしょうか。でも反面、たまにとっても謙虚で気を使ってくれる一面もあります。やっぱり人のギャップっていいですね。みんな色々な面を持っていて楽しい。私はギャップを感じるのが好きです。



夜は元監獄のホステルに泊まったので肝試し~。。というかEmmaが興奮してたので。



スケート、カナダ人うまーい!!幼稚園生くらいの兄弟がまるでスピードスケーターのように低姿勢で滑っていました。リドー運河で楽しく滑ってきました。でもスケートって疲れるんですね。



一泊二日の弾丸スケジュールでしたが、また素敵な人たちに出会えて、感じるものがありました。カナダの教育がおしつけさがなくて良いというのを台湾から移民した子たちが言っていました。Emmaのお母さんと出会ってそれをすっごい感じました。日本、韓国、中国は受験熱が強いせいか教育の焦点が違うことが多いように感じます。でも、礼儀とか相手への尊敬を表す点とか、日本の良さだと思います。教育方針は国だけでなくもちろんお母さんにもよるんだろうけれど、Emmaのお母さん、また会いたいです。

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